香港、2021年6月3日 – アジアに特化した大手プライベート投資会社のPAGは本日、環境・社会・ガバナンス(ESG)問題への取り組みの一環として国連責任投資原則(PRI)に署名したことを発表しました。PAGは、現在までにPRIに署名したアジアのオルタナティブ資産運用会社の中で最大級の規模を有しています。
PRIはESG要素の投資への影響を把握し、署名機関がこれらの要素を投資および所有権の決定に取り入れることを支援しています。企業の受託者責任という観点から実行される6つの自主的かつ野心的な原則は、責任ある持続可能な投資決定を後押しするものです。
PAG会長兼CEOのウェイジャン・シャン(Weijian Shan)は次のように述べています。「PAGは長らく、ESGの検討事項を投資プロセスに取り入れてきました。PRIへの参加は、世界中の投資コミュニティにおいてこの理念を推進するものです」
PAGの創業パートナーでありアブソリュート・リターンを担当するCIOのクリス・グラデル(Chris Gradel)は次のように述べています。「アジア最大のプライベート投資運用会社の一つとして、当社は信頼できる投資のための基準を定める必要があります。PRI署名機関となることは、金融業界にこの原則を広める上で重要な次のステップです」
PAGグループ社長でPAGリアル・エステートのマネージング・パートナーを務めるジョン・ポール・トッピーノ(Jon-Paul Toppino)は次のように述べています。「投資家としてESG要素を導入するのはコミュニティにとってより良い成果をもたらすだけでなく、当社のリターンを高め、大きく向上させるものです」
PAGは約4,000のPRI署名機関の一員となります。署名機関にはアセット・オーナー、アセット・マネージャー、サービス・プロバイダーも含まれ、総額103兆米ドルを超える運用資産を管理しています。
PRIのCEOであるフィオナ・レイノルズ(Fiona Reynolds)氏は次のように述べています。「PRI署名機関としてPAGを迎えられることを大変喜ばしく思います。PRIへの参加にあたり、PAGは機関投資家およびプライベート・クライアントに対する投資と所有権の決定にESG要素を取り入れることの重要性を認識しています。PAGチームと協力できるのを楽しみにしています」
PAGはアジアに特化し、プライベート・エクイティ、プライベート・デット、不動産、ヘッジファンドなどの戦略を有している大手プライベート投資運用会社です。ヨーロッパ、北米、アジア、オーストラリア、中東にわたる150以上の大手機関投資家の資産を管理しています。詳細についてはwww.pag.comをご覧ください。
PRIは環境・社会・ガバナンス(ESG)要素の投資への影響を把握し、署名投資家の国際ネットワークがこれらの要素を投資および所有権の決定に取り入れることを支援しています。PRIは、署名機関および署名機関の活動の場である金融市場と経済、そして最終的には環境と社会全体の長期的な利益のために行動しています。2006年にニューヨークで発足したPRIは、署名機関数が4,000近くになり、運用資産総額が103兆ドルを上回るまでに成長しています。
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